家具のオイルメンテナンスって何?インテリアのプロが気になる疑問にお答えします!

こんにちは、浜松市で暮らしを豊かにする良質な家具との出会いをつくる、マルスリビングプロダクツです。
マルスリビングプロダクツで多くお取り扱いしている無垢材の家具は、オイル仕上げのものを選べば日々の暮らしの中でメンテナンスしながらお使いいただけます。
今回は、家具のオイルメンテナンスの効果や方法をご紹介します。ぜひ、これから無垢材のテーブルやチェアなどの家具を購入予定の方は、参考にしてみてくださいね!

家具のオイルメンテナンスって何?

家具のオイルメンテナンスとは、無垢の家具の中でもオイル仕上げされている家具をお手入れする方法です。
無垢材で作られたものは、長く使い続けていると、木肌が乾燥してカサカサしてきます。そんなときも、専用のオイルを木に定期的に塗り込むことで艶や質感の良い状態にできるのがオイルメンテナンス。長年オイルメンテナンスを繰り返して使い続けた家具は、とても味わいのある色艶になります。家具を育てる楽しさを味わえるのもオイルメンテナンスなんですよ!

★家具のオイルメンテナンスの様子はこちら
[blog] 家具のオイルメンテナンスを行いました

オイルメンテナンスできる家具とできない家具があるってほんと?

ちなみに、オイルメンテナンスできるのは、無垢材の家具の中でもオイル仕上げされたものだけです。

無垢材の家具には
・オイル仕上げ
・ウレタン塗装仕上げ

の2つのタイプがあります。

ウレタン塗装仕上げの家具は、ウレタン樹脂で家具の表面を覆って仕上げたタイプ。よって、オイルメンテナンスしようと思っても、オイルが木部に染み込まないためできません。

オイル仕上げとウレタン塗装仕上げの家具の違い

オイル仕上げの無垢材家具と、ウレタン塗装仕上げの無垢材家具。
最近は技術の進化で、どちらもあまり見た目に違いがなくなってきています。
ただし、長く使う中での使い心地や経年変化の仕方が変わりますので、それぞれの違いを踏まえて家具選びをしてみましょう。

オイル仕上げの無垢材家具は経年変化が楽しめる

オイル仕上げの無垢材家具の魅力は、なんといっても経年変化が楽しめる点にあります。
定期的にオイルメンテナンスをすることで、世界に一つだけの家具に育てられます。
キズやシミなどはウレタン塗装仕上げの家具と比べてつきやすいものの、「それも味わい」と感じられるのが魅力。

また、ちょっとしたキズならスチームを当てることで目立たなくさせることもできるなど、自分たちの手でメンテナンスできます。

お子さまと一緒に家具をオイルメンテナンスすれば、「モノを大切に使う」という姿勢を子どもたちに教えてあげられる。そう考えると、とても素敵な家具ですよね!

ウレタン塗装仕上げの無垢材家具はお手入れが簡単

ウレタン塗装仕上げの無垢材家具は、ウレタンの樹脂膜が家具をコーティングしているため、水が染み込みにくく、キズに強いという特徴があります。
そのため、「お手入れがいらない」という理由からウレタン塗装の無垢材家具を選ぶ方もいらっしゃいます。

ただし、ウレタン塗装仕上げの家具は、長年使い続ける中で表面のウレタン塗装が薄くなったり剥がれたりすることも。アルコールスプレーなどで除菌すると、表面の塗装が剥がれてしまったり変質してしまったりすることも、あまり知られていない注意点です。

また、ウレタン塗装の家具の表面がベタベタしてきたり、塗装のハゲが気になったりしたときには、表面を専用のやすりで削って再度塗装し直すメンテナンスをプロにお願いしなければいけません。

オイル仕上げもウレタン塗装仕上げも一長一短ありますから、じっくりと選んでみてくださいね!

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