ギャッベ・ペルシャ絨毯について
こんにちは!
マルス家具豊川店です。
豊川店がオープンして初の大きなイベント、「ギャッベ&ペルシャ絨毯展」までいよいよ残り2週間になりました。
約500枚もの絨毯が集まるこちらのイベントは、スタッフもどんな出会いがあるのか楽しみにしているイベントです!
ところで
「ギャッベ」も「ペルシャ絨毯」も耳にしたことはあるけど実際何が違うの?
そんな疑問はありませんでしょうか。
突き詰めると極めて奥が深~い世界ではありますが、今回は簡単に概要をお伝えさせて頂きます。
ギャッベとは
ギャッベとは、ペルシャ(イランを中心とした地域)の言葉で「目が粗くて毛足が長いじゅうたん」という意味。
もともとテントで移動生活をする遊牧民にとって生活必需品で あり、寒さや地面の固さから身を守るものでした。
その為毛足が長く、ふわふわとした弾力のある手触りです。
色柄についてもこれといった決まりはなく、織り子(主に女性)がその時々の感性で織り上げています。
その為世界に同じものはひとつとしてありません。
特徴的な柄のそれぞれには実は意味=願い事がこめられています。
例えば □=幸福の窓 窓からたくさんの幸福が舞い込んできますように…
羊・ヤギ=豊かな暮らしを送れますように… 等
まるでひとつひとつが縁起物のような印象ですね!
ペルシャ絨毯とは
イランで製作された手織り絨毯の総称で、イラン各地に特徴の異なる絨毯を織り上げる産地が点在しています。
ペルシャ絨毯は厚みが10mm程度の厚みで細やかな密度の絨毯です。
また、かなり肌触りがよく、耐久性に優れているので非常に丈夫な絨毯です。
主に宮廷や寺院などの装飾に用いられました。
部族の方が織るギャッベとは違い、デザイン画を元に職人が織っていきます。
艶やかなシルク素材のものは床に敷く代わりにタペストリーとして壁にかけても楽しんで頂けます。
ざっくりまとめてみますと
ギャッベ=遊牧民の生活必需品 下絵もなく、その時々で表情や大きさが異なり素朴で温もりある雰囲気
ペルシャ絨毯=王族の住まいや寺院で用いられた装飾品 下絵があり、専門の職人が織り上げる高級感のある雰囲気
皆様はどちらがお好みでしょうか?
2/10(土)・2/11(日)・2/12(月)のギャッベ&ペルシャ絨毯展
ではどちらの織物もずらりと並びます!
お部屋の写真や敷きたい場所のサイズ等を伺えれば世界にひとつ、ぴったりのアイテムをおすすめさせて頂きます。
是非この機会にご来場くださいませ!
イベント中は混雑が予想されますので、事前のご予約をおすすめしております。
【マルス家具 豊川店】
TEL :0533-84-3449
(火曜・水曜は定休日となります)
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