家具選びがもっと楽しくなる「家具作りの技術」〜曲木ってどんな技?〜
こんにちは!マルスリビングプロダクツです。
マルスリビングプロダクツの店頭には、いわゆる名作家具と呼ばれるものから、職人の技が光るものまで、さまざまなダイニングチェアが並んでいます。
そんなダイニングチェアを選ぶ際に、知っておくと家具を見るのが楽しくなる豆知識を今日はお届けいたします。
今日のテーマは…ズバリ、曲木(まげき)加工。みなさんは、曲木って、どんな技術なのかご存じですか?
曲木加工ってどんな技?
曲木加工とは、椅子の背もたれなどのカーブを、木材に蒸気を当てるなどしながら作っていく技術です。
木を曲げる加工は、一見簡単なように思えるかもしれませんが、正確に、そして強度を保ちながら曲げるのには高い技術が必要です。
曲木加工が施されたダイニングチェアをみてみましょう
例えば飛騨産業のCRESENTアームチェア。
飛騨産業でもベストセラーとして極上の座り心地が人気の椅子ですが、この椅子にはさまざまな場所に曲木技術が使われています。
脚は末広がりに外側に向けてカーブを描き、背もたれ部分も曲木加工が施されています。
実際に座ってみるとわかるのですが、背板部分のカーブは、体にぴったりとフィットして、ずっと座っていたいくらいの座り心地。
こうした曲木の技術は、木材を蒸して柔らかくしてから、型にはめて固定。そのまま乾燥させることで作っているそうです。
木はプラスチックなどと違って、1本1本、育った場所や切った年などによっても、少しずつ形や癖が違います。それを見極めながら同じ形に作っていくのはまさに芸術!
毎日使う椅子だからこそ、こうしたこだわりの技術を使った家具が日常にあれば、心も豊かに過ごせそうですよね♪
他にも色々!曲木加工を使ったチェアたち
飛騨産業の家具以外にも、曲木を使ったチェアは色々あります。
例えば、インテリア雑誌で目にすることも多いYチェア。背もたれ部分などに曲木の技術が使われています。
Yチェアの作る柔らかなカーブは、お部屋に置いたときにも柔らかな印象を作り出してくれます。
飛騨高山で作られているSC4K ファンバックチェアも、背もたれ部分に曲木技術を使った椅子の一つ。飛騨産業は、曲木加工の技術がとても高い家具の産地。
繊維を分断せずに曲げているので、強度も木目の美しさも生かされた椅子となっています。
今日ご紹介した家具以外にも、マルスリビングプロダクツの店頭には、曲木技術を使ったダイニングチェアを多数展示しています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
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