家具選びマメ知識♪ ウォールナット材とブラックチェリー材、何が違うの?

似ているようで全然違う!?ウォールナットとブラックチェリー

 

 

マルスリビングプロダクツでお取り扱いしている家具の中には、お好みで樹種をお選びいただけるタイプの家具もたくさんあります。
似ているようで、少しずつ樹種によって違う木の色。どれか1つを選ぶと考えると、なかなか難しいものがありますよね。
そこで今日は、ブラックチェリーとウォールナットの違いについてご紹介いたします。

 

 

ウォールナットとブラックチェリー材の違い

 

濃い茶褐色でかっこいい印象、落ち着いた印象を与えるウォールナットは、家具の中でも最近人気の素材です。また、ブラックチェリーはウォールナットに比べると若干赤みがかった色をしています。

 

 

その1:経年変化

色以外で、ウォールナットとブラックチェリーの違いを挙げるとしたら、それは”経年変化”の仕方です。
ウォールナットは使っていると、年月を経て次第に色が薄くなっていくのに対し、ブラックチェリーは少しずつ濃い色になっていきます。

 

 

その2:バリエーション

樹種としては希少性の高いブラックチェリーを使うメーカーは、ウォールナットを使うメーカーに比べると少ない傾向にあります。
そのため、同じデザインの家具でも「ウォールナットはあるけれど、ブラックチェリーは選べない」ということも。
家具の形やデザインの選択肢の幅としては、ブラックチェリーよりもウォールナットの方が広いと言えます。

 

その3:合わせやすさ

他の家具やインテリアとの合わせやすさも、好きなテイストによって違います。
例えば、ウォールナットはハード系にもナチュラル系にも比較的合わせやすい樹種。一方で、ブラックチェリーはどちらかというと上品な印象にまとまりやすくなります。
トラディショナルやエレガントなヨーロピアンテイストには、断然ブラックチェリーの方がしっくりきます。

お茶に例えるなら、コーヒー好きならウォールナット、お気に入りのティーカップで紅茶を愉しみたいならブラックチェリー、というイメージでしょうか。

 

 

時代によっても変わる人気の樹種

 

今でこそ、ウォールナットの家具の方がバリエーションも豊富に揃っていますが、実はつい15年ほど前にはブラックチェリーの家具の方がたくさん出回っていました。
家具業界でも、こんなふうに人気の樹種やテイストが少しずつ変わっています。

家具選びをするなら、木の素材による違いも、ちょっぴり意識してみてはいかがでしょうか?
きっともっと家具選びが楽しくなります!

もし、「どうしようかな〜」と迷ったら、お気軽にご相談くださいね。