こんにちは。暮らしを彩る、上質の選択を家具選びからお手伝いしている、マルスリビングプロダクツです。

ダイニングテーブルを選ぶとき、多くの方が気にするのは大きさや素材、色合いかもしれません。ですが、意外と見落とされがちなのが「天板の厚み」。厚みはテーブルのデザイン性だけでなく、空間全体の雰囲気や日々の使い勝手に大きな影響を与えます。今回は、厚い天板と薄い天板の違いを比べながら、それぞれの魅力をご紹介します。

1. 厚い天板 ― 重厚感と安心感の象徴


厚みのある天板は、見る人に「どっしりとした安定感」を与えます。無垢材の力強さや木の存在感をしっかりと感じさせてくれるため、重厚で落ち着いた空間づくりにぴったりです。

特に木の温かみや素材感を大切にした空間作りをしたいなら、無垢の一枚板や厚い天板を選ぶのがおすすめです。

また、厚い天板は“家具そのものが主役”という存在感を放ちます。マルスリビングプロダクツの姉妹店、SOLID FURNITURE store浜松で展示しているダイニングテーブル「04」も、無垢材の厚い天板が木の力強さを強調し、テーブルそのものが空間の象徴となるようなデザインになっています。

2. 薄い天板 ― 軽快でモダンな印象に


一方、薄い天板は軽やかでスタイリッシュな雰囲気を演出します。

厚みを抑えることで空間に圧迫感を与えず、シャープでモダンな印象に。脚はスチール脚や細いフレームと組み合わせるとより軽やかで、都会的な洗練された空間コーディネートが叶えられます。

特にセラミックタイルやグレーを基調としたキッチン空間では、薄い天板のダイニングテーブルを使うと、軽快さが引き立ちます。

もうひとつ、薄い天板は見た目だけでなく、実際の取り扱いやすさにもメリットがあります。引っ越しやレイアウト変更の際に移動がしやすくなるので、模様替えやテーブルの移動を頻繁にするかも…という暮らし方にはちょうどいいタイプと言えるでしょう。

3.どちらがいいか迷ったら考えてみたいポイント

厚い天板のダイニングテーブルは存在感が魅力ですが、その分重量もあり、移動のしやすさや掃除のしやすさでは劣ることがあります。しっかりと腰を据えた暮らしや長く愛用する家具を求める方には適していますが、軽快な生活スタイルを求める方には少し重く感じられるかもしれません。

一方、薄い天板は軽量で扱いやすく、掃除や模様替えの際にも便利です。ただし、薄すぎると頼りなく見えてしまうこともあるため、脚とのバランスや素材選びが大切になります。木の温かみをしっかり残しつつ軽やかに見せたい方には、適度な厚みのある突板仕上げもおすすめです。

ーーいろいろなデザインがあるダイニングテーブル。マルスリビングプロダクツの店頭にもさまざまなメーカーのものをご用意しています。また、天板の形や色などによっても雰囲気がガラリと変わります。
住まいのスタイルやライフスタイルに合わせて“ちょうど良い厚み”やデザインのダイニングテーブル選びなら、マルスリビングプロダクツにお任せを♪
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