こんにちは。暮らしを彩る、上質の選択を家具選びからお手伝いしている、マルスリビングプロダクツです。
家具を選ぶとき、まず目に入るのは天板や座面、張地といった面積が広い部分。
ですが、実は家具の印象を大きく左右するのは「脚のデザイン」だということをご存じでしょうか?
脚は家具全体を支える大事なパーツであると同時に、空間の雰囲気や暮らしやすさを決める隠れた主役です。今回は、ダイニングテーブルやソファなどでよく見られる脚の種類と、その特徴についてご紹介します。
色々ある!家具の脚デザイン
ダイニングテーブルやチェア、ソファの脚は、いろいろな形状や素材があります。
例えば、マルスリビングプロダクツでも人気のものをいくつかご紹介すると…
・テーパー脚:細くすぼまっていく形状

・スチール脚:モダンでシャープ、直線的なデザイン

・T字脚:真横から見たときに逆さ「T」字の形状

など、様々。
また脚部に使われている木材の形によって「角脚」「テーパー脚」「円柱脚」「円錐脚」などに分けられます。

メーカーによっては、木材の種類だけでなく、こうした脚の形状まで自由にお選びいただけるダイニングもありますので、イメージするお部屋の雰囲気に合ったものを探してみていただきたいなと思っています。
4本脚はやっぱり定番!安心感のある選択
流行やデザイン性よりも「長く安心して使えること」を重視する方には、スタンダードな4本脚のテーブルやチェアが根強い人気です。
特に四角いテーブルの4辺すべてに椅子をおきたい場合や、椅子を増やして使うシーンが多いご家庭では、4本脚の方がレイアウトしやすく、誰でも座りやすいメリットがあります。
脚の太さや形を変えることで、クラシックにもモダンにも表情を変えられる万能タイプです。
テーパー脚は軽やかで洗練された印象に

細くすぼまっていく形状のテーパー脚は、北欧家具を思わせる軽快なデザインです。
床に向かって細くなるため、全体がスッキリと見え、空間に軽やかさをもたらします。
また、四隅に配置されるシンプルな4本脚が多いため安定感があり、スタンダードで飽きのこない印象を好む方にもおすすめです。ダイニングチェアやテーブルだけでなく、リビングボードやサイドテーブルにもよく採用されるデザインです。
スチール脚はモダンでクール&掃除もしやすい

最近の住まいは、ホテルライクな雰囲気が人気です。そのため、キッチンや床材にセラミック調タイルやグレーのカラーが使われるケースが増えています。
こうした空間に置くダイニングテーブルやチェアを選ぶなら、インテリア全体の雰囲気に合わせてスチール脚をえらんでみるのもおすすめです。
スチール脚はシャープで直線的なデザインが多く、空間を引き締める効果があります。細めの脚を選べば視覚的に軽やかで、床の見える面積も広がるためお部屋が広く感じられます。
SOLIDのダイニングテーブル「SDT04」に代表されるように、スチール脚でも台形や斜めにデザインされたものは、力強さとデザイン性を両立させ、人気を集めています。
T字脚・2本脚は使い勝手がよい

ダイニングにベンチソファを組み合わせる場合、脚の形は出入りのしやすさに直結します。
特にベンチの横に座る動線を確保したいときは、T字脚や2本脚のテーブルがおすすめ。中央に脚があるため、足元の邪魔にならずスムーズに出入りできます。
ただし、中央に重量が集中するため安定性や天板の大きさによっては工夫が必要になる点も。機能性とデザイン性の両立を考えると、ライフスタイルに合った脚を選ぶことが大切です。
ーー毎日使う家具だからこそ、ライフスタイルやお部屋の雰囲気に合った“脚”選びを意識すると、より快適で心地よい暮らしが実現します。
マルスリビングプロダクツでは、今お使いの家具との相性や暮らしに合った家具選びをスタッフが丁寧にアドバイス。一緒におしゃべりをしながらインテリアを探す時間も思い出にしてみてください。
店頭でみなさまのご来店をお待ちしています!