トライバルラグって何?
こんにちは。大角です。
みなさま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?台風が来て思うように遊べなかった方も多いですよね。
雨の日にはお家でインテリアに向き合ってみるのもオススメですよ!
この度、9/16(土)~18(月)の3日間限定で
ギャッベandペルシャ絨毯展の開催が決まりましたので、今日はラグについてご紹介します♩
今回ギャッベandペルシャ絨毯展ということですが、今回トライバルラグも展示の予定です!
トライバルラグって聞いたことありますか?
トライバルラグとは直訳すると「部族の絨毯」という意味。
イランやトルコ、アフガニスタンなどの国々に暮らす少数民族が織った手作りの絨毯のことを言います。
トライバルラグと言っても、部族によって様々な違いがあります。その中でも代表的な部族をご紹介します。
イランやアフガニスタンの国境付近に住むバルーチ族が手織りしたものです。
小さめで、長く細い形をしたものが多いのが特徴です。
デザインは多様ですが、多くは幾何学模様で深い赤の色合いです。
トルクメン絨毯は、イラン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、東トルキスタン、アフガニスタン、バルチスタンなど、色々な場所でトルクメン族が手織りしております。
特徴としては、部族紋章のようなギュル模様を多く使用され、色彩は、茶色や赤色が用いられることが多いです。
シラズは部族ではなくイラン南西部最大の町の名ですが、同時に集積される絨毯のうち製作した部族を特定できないものが「シラズ産」となります。模様は、大半のものが中央に1つまたは複数の菱形がデザインされています。
ベースの色味は赤で、青色のアクセントが使われることが多いです。花と鳥などの動物のモチーフもよく見られます。
今日は代表的な3つの部族や地域を紹介しましたが、もっとたくさんの部族や地域のものがあるトライバルラグ。
ギャッベやペルシャ絨毯とはまた違った味わいのある絨毯ですので、ぜひその違いを見に来てください!