納品事例のご紹介!親から子へ子から孫へ・・・

こんにちは!気づけば8月も終盤です。しばらく続いた雨やコロナ禍で、夏らしい過ごし方が難しかったですね。去りゆく夏を惜しみつつ、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋etc・・出来る範囲で楽しんじゃいましょう。

さて、私共マルスではインテリアの秋をおススメします!たまには遠鉄でも、ステキなおすまいの納品事例をご紹介しますね♪

中区にお住まいのY様には、ダイニングセットにカールハンセン社のCH24(Yチェア)とE020のラウンドテーブルをお選びいただきました。ご自身で飲食関係のお店を営んでいるY様は、初めから明確なインテリアイメージをお持ちでした。お父様から椅子を選ぶならYチェアが良いんじゃないかと勧められてもいました。フローリングがオーク材ということで、オーク材のソープ仕上げをお選びになりました。

テーブルはラウンド型が良いとのこと、こちらは2019年デザインの新しいタイプです。天板はホワイトラミネート加工、ステンレススチールの脚が北欧モダンですね。椅子と同じオーク材のソープ仕上げをセレクトしました。空間の素材感にピッタリ合っていて、とってもカッコいいダイニングセットです。日々のお食事自体も、映画のワンシーンみたいになりそうですね♪

さてY様たっての希望のテーブルはデンマークからの輸入待ちとなり、国内在庫をしているチェアだけ初回納品させていただきました。コロナ禍もあり、約半年近くお待ちいただきました。その間、チェアだけでキャンプ用のアウトドアテーブルを代用したとか・・・

Yチェアは一脚ずつひとりひとりのパーソナルチェアを決めて使って頂くのがオススメです。というのも座面のペーパーコードがそのひとの体形に合わせて、時間を掛けて身体に馴染むようになってきます。おおよそ2~3年経過すると、ご自分以外のチェアを座られると違和感を覚えるそうです。今ではリペアシステムが整い、10~15年くらいしたら張替タイミングのチェアは日本国内で、認められた職人によって張り替えていただけます。とってもサスティナブルな家具ですね!

ソープ仕上げはご自宅で、泡立てた石鹼水を使ってお手入れできます。シーズン毎にお手入れをすることにより、だんだん家具に対する愛着が増していくことでしょう。Y様にもぜひそうなっていただければ幸いです。

Y様のお父様がご成約時にお話してくださったこと。こちらのダイニングセットはY様のお父様とおじい様からの、ご新居への引っ越し祝いだそうです。美意識の高い父親(Y様のおじい様)の影響で、デザイナーズ家具がお好きになったそうで、「Yチェアは自分自身が欲しいとも思っていた、憧れの家具。孫娘2人には嫁入り道具にぜひ、持たせてやって欲しいと思ってる。」とのこと・・・伺っている私自身、とても胸が篤くなるおもいでした。

親から子へ子から孫へ、想いを繋ぐ・・・ヨーロッパでは先祖代々大切にしている家具や食器などを受け継ぐというのをよく耳にします。私共マルスでは、お客様を幸せにするインテリアのお手伝いを目指しています。こんなステキなお気持ちで家具をお選びするY様一家のお手伝いができ、感激でした!

マルス本店と遠鉄店では、このYチェアを展示しています。Yチェアは代表的なビーチ材をはじめ、アッシュ、オーク、チェリー、ウォールナット等の樹種がお選びいただけ、表面仕上げも北欧ならではのソープ仕上げをはじめ、オイル、ラッカー、カラー等あり、樹種や仕上げによって多彩なイメージにマッチします。

Yチェアは生涯で500脚以上の椅子をデザインしたハンス・J・ウェグナー氏の、70年以上前に発表された名品です。決してお安い価格ではないのですが、その確固たるクオリティーや背景、このY様のようにどなたかに受け継がれ、またご自身の思い出とともに受け継がれる家具であれば「価格以上の価値のあるもの」になりますね!Y様この度はありがとうございました!