こんにちは。暮らしを彩る上質な家具選びをお手伝いしている、マルスリビングプロダクツです。
毎日使っている家具。「ちょっと使いにくいな」と思いながらも、そのまま使い続けているものはありませんか?
例えば、ダイニングチェアから立ち上がるときに、毎回椅子を大きく引かなければいけなかったり。ソファでくつろいでいたら腰が痛くなってしまったり。

大きな不満があるわけではないけれど、毎日のことだから、ちょっとした不便が積み重なっている……。そんなご家庭も意外と多いかもしれません。実はこうした不便は、家具のサイズや形、レイアウトを少し見直すだけで解消できることもあります。

今回は、暮らしの中でつい我慢してしまいがちな「家具のちょっとした不便」と、その解決方法についてお話しします。

椅子を引くたびに窮屈ならダイニングの「立ち座り」を見直そう

ダイニングで食事をするとき、椅子を引くスペースが足りなくて、立ったり座ったりするたびに窮屈な思いをしていませんか?

ダイニングテーブルを選ぶときには、どうしても天板の大きさやデザインに目が向きがちです。ですが、実際に使う際には、立ち座りのために椅子を動かすためのスペースも欠かせません。

例えば、テーブルの後ろに壁がある場合。椅子に座るだけなら、テーブルの端から壁まで60cm以上がひとつの目安になります。ただし、椅子の後ろを人が通るなら、さらに余裕が必要です。
テーブル自体はお部屋に収まっていても、椅子を引くと通路がふさがってしまう。そんなこともあるので、家具を選ぶ際には「使っているときのサイズ」まで考えておきたいですね。

テーブルのサイズだけでなく、脚の位置にも注目!

もうひとつ、意外と見落としがちなのがテーブルの脚の位置です。
同じ幅のダイニングテーブルでも、脚が四隅にあるものと、少し内側に入っているものでは、椅子を置けるスペースや座りやすさが変わります。

上の写真は、100年以上の歴史を持つ静岡の老舗家具メーカーの「KR-RDダイニングテーブル」。スタイリッシュな脚の形状は見た目だけでなくベンチやダイニングチェアをあまり動かすことなくスムーズに出入りできるのが魅力です。

また、椅子に肘掛けがあるかどうかでも、立ち座りのしやすさは違います。
肘掛けがあると腕を預けてゆったり座れますが、椅子を大きく引かないと立ち上がりにくい場合も。一方、肘掛けのない椅子なら、横から出入りしやすいという良さがあります。
ダイニングセットは、テーブルと椅子を別々に考えるのではなく、実際に組み合わせて使ってみることが大切です。

ぜひマルスリビングプロダクツの店頭で実際に置く場所に合わせてご相談ください。ご自宅の空間に合った家具選びをアドバイスさせていただきます。

ソファに座ると腰がつらい……。その座り心地、我慢していませんか?

「ソファに座ると腰がつらい」「立ち上がるときに、つい勢いをつけてしまう」
そんなお悩みも、家具選びのご相談でよく耳にします。

最近は、奥行きが深く、座面が低めのソファも人気です。脚を上げたり、横になったりしてくつろぐには、とても魅力的なデザインですよね。
ただ、座面が低すぎたり、身体が深く沈み込みすぎたりすると、人によっては立ち上がるのが大変に感じることもあります。

特に腰痛のある方は、ソファの見た目だけでなく、座面の高さやクッションの硬さ、身体を起こしやすいかどうかも確認しておきたいところです。

「硬いソファがいい」とは限らない?

例えば、ソファの硬さについて考えてみましょう。腰痛があるからといって、必ずしも座面の硬いソファが合うとは限りません。

座面が硬すぎると身体に負担を感じる方もいますし、反対に柔らかすぎると姿勢を保ちにくいと感じる方もいます。大切なのは、自分の身体に合った座り心地を見つけること。
マルスリビングプロダクツの店頭では、少し時間をかけて座ってみたり、違う硬さのソファを座り比べたりしていただけます。また、座った状態から一度立ち上がってみると、座っているだけでは気づかなかった違いもわかります。

ゆったりくつろぎたいなら、座面の広さも大切

もし「ソファでは思いきりくつろぎたい!」という方なら、座面の広さや奥行きを重視するのもおすすめです。

例えば、ソファの上であぐらをかいたり、脚を伸ばしたり。家族で並んで映画を見たり、休日にごろごろ過ごしたり。そんな使い方をしたいなら、奥行きが広めのソファの方が心地よく感じられるかもしれません。

ただし、座面が広いソファでも、背中にクッションを置くことで座る姿勢を調整できるものもあります。
「くつろぎやすさ」と「座りやすさ」は、必ずしもどちらかを諦めなければいけないわけではありません。普段どんな姿勢で過ごすことが多いのか、家族の誰が使うのか。そんな暮らし方を考えながら選んでみると、自分たちに合ったソファが見つけやすくなります。

ーー家具は一度購入すると、何年、何十年と使い続けるもの。だからこそ、「ちょっと立ちにくいけど、こんなものかな」「少し窮屈だけど、仕方ないよね」と我慢しながら使うのは、少しもったいない気がします。

ダイニングチェアを引くスペースを確保する。ソファの座面の高さを見直す。いつものくつろぎ方に合わせて、奥行きや硬さを選ぶ。そんな小さな工夫で、毎日の暮らしがぐっと快適になることもあります。マルスリビングプロダクツでは、家具のデザインやサイズだけでなく、お部屋の間取りや普段の過ごし方も伺いながら、家具選びをお手伝いしています。

「今の家具、ちょっと使いにくいかも」と感じている方は、ぜひそのお悩みも聞かせてください。毎日使うものだからこそ、小さな不便を我慢せず、心地よく使える家具を一緒に探していきましょう。