こんにちは。暮らしを彩る上質な家具選びをお手伝いしている、マルスリビングプロダクツです。
前編では、家具業界で18年働いてきた藤田に、マルスリビングプロダクツへ入社した経緯や、入社後に驚いたことを聞きました。
外への発信だけでなく、スタッフ教育や目標を実現するための仕組みなど、「中」を大切にするマルスリビングプロダクツの姿勢。今では藤田自身も、その「中」を支える仕事に携わっています。
4店舗を行き来しながら、若いスタッフをサポート

ーー藤田さんは今、どんな仕事を担当しているんですか?
藤田:遠鉄百貨店では店長代理という立場ですが、ずっと遠鉄にいるわけではなくて、本店に行くこともありますし、マルス家具豊川店や、SOLID FURNITURE STORE浜松に行くこともある。つまりほぼ全店を見ているような形です。
今の私の役割として大きいのは、若いスタッフの教育ですね。
接客の仕方や商談の流れ、商品の選び方、メーカーについての知識など。18年間この業界で仕事をしてきたので、これまで経験してきたことを伝える部分では力になれるかなと思っています。
ただ、「マルス流」という意味では、私自身もまだ勉強している立場だと思っています。
ーー18年のキャリアがあっても?
藤田:
そうですね。家具の知識や接客経験があることと、マルスのやり方を知っていることは別ですから。
自分の経験を伝えながら、自分自身も学んでいる感じですね。
「わかっていること」を教えるのが、一番難しい?

ーー若いスタッフに教える中で、難しさを感じることはありますか?
藤田:
言語化することでしょうか。
自分が家具業界で長年やっていると、感覚でわかっていることがたくさんあります。お客様の雰囲気や、お家のことを聞いて、「こういう感じがお好きかな」とイメージしたり。
私はこれまで見てきたお部屋や家具の事例が頭の中にたくさんあるので、「こういう雰囲気なら、こんな家具はどうですか?」と引き出しから出せます。
でも、若いスタッフにはまだその引き出しが少ない。だから、「経験すればわかるよ」ではなくて、自分が何を見て、どう考えて、その提案をしているのかを言葉にして渡していかなければいけません。これが意外と難しいんです。
「家具が好き」だけでも、「接客が好き」だけでもない
藤田:
スタッフもみんな違います。インテリアが大好きで、暇さえあればInstagramや雑誌を見ている子なら、自分からどんどんインプットできます。一方で、接客することが好きでこの仕事を選んだスタッフもいます。
だから全員に同じ教え方をしても、同じように伝わるわけではないんですよね。
ただ、お客様に家具選びを楽しんでいただくためには、提案する側にも家具やインテリアを楽しむ気持ちが必要だと思っています。どうしたらもっと興味を持ってもらえるか。どうしたら自分の引き出しを増やしてもらえるか。そこは今も考えながらやっています。
4店舗あるからこそ、提案できる家具の幅も広い

ーーお客様への提案という意味では、マルスならではの良さをどう感じていますか?
藤田:
4店舗あって、それぞれ少しずつテイストが違うのは大きいと思います。
いろいろな家具があるので、お客様の好みやお家に合わせて幅広く考えられる。お客様とお話しして、お部屋の雰囲気がわかってくれば、「だったら、こういうものがお好きかな」とイメージしてご提案できます。
ひとつのテイストに限定されていないからこそ、いろいろなお客様に喜んでいただける可能性があると思います。
もしかしたら会社としては、高価格帯のいい家具をご提案することが大切かもしれません。ですが、それだけではなく、折角を足を運んでくださるお客様に「ここに来たら自分たちに合うものがある」と思っていただきたいですね。
ーーこれからやってみたいことはありますか?
藤田:
若いスタッフがもっと育って、若い世代がそれぞれの店舗を任されるようになったらいいですね。
そうなったら自分は店舗の中だけではなく、外へ出てできる仕事も増やしていきたいです。
一般のご家庭だけではなく、店舗などの家具コーディネートにも携わっていますし、そういう仕事にももっと動けるかもしれない。
若い人たちが育てば、自分自身もまた次の仕事ができると思っています。

経験を渡して、次の世代が活躍できるように
18年間積み重ねてきた経験を、自分ひとりのものにするのではなく、次のスタッフへ渡していく。
そして、そのスタッフがお客様と向き合う中で、また新しい経験を積んでいく。
藤田にとって今のマルスは、これまで培ってきたものを生かす場所であると同時に、自分自身も新しいやり方を学び続ける場所になっているようです。