こんにちは。暮らしを彩る、上質の選択を家具選びからお手伝いしている、マルスリビングプロダクツです。
家具を新しく住まいに迎え入れるタイミングは人それぞれです。
ですが60代を超えたお客様の中には「これが最後の家具選び」「終の住処でずっと長く使う家具を…」そんな思いで店頭にお越しくださるお客様も少なくありません。
体力や体調、定年を迎えたりお子さまの独立などで暮らし方が変わり始めるこの時期は、家具選びでも「これからをどう心地よく過ごすか」を考える大切なタイミングでもあります。
そこで今回は、60代以降で家具を買い直す際に、失敗しないためのポイントをお話しします。
60代の引っ越し・模様替えで増えているニーズとは?

この年代で多いのは、住まいをコンパクトにする引っ越しや、今の家での暮らしを見直す模様替えです。
その中でよく聞くのが、「全部を新しくする必要はないけれど、今の暮らしに合っていないものは整理したい」という声。
若いころに揃えた家具を長く大切に使ってこられた方ほど、何を残して、何を手放すかで迷われます。
「残すべき家具」と「手放してよかった家具」の考え方

まず、比較的残しても良いケースが多いのが、ダイニングテーブルや椅子、キャビネットなどの箱物家具です。
これらは、基本的な機能が大きく変わらない家具。
特に無垢材のテーブルなどは、使い込むほど味わいが増し、これから先もさらに味わいが育っていく存在です。作りがしっかりしていれば、今後も十分に使い続けられるどころか、ヴィンテージとして魅力が増していくこともあります。
一方で、ベッドやソファは考え方が少し変わります。
ウレタンやスプリングが入っているソファやベッドは見た目は同じように見えても、中身の構造やウレタンがどうしてもへたってしまいます。
たとえば25年使ったベッドを、さらに20年使うと考えると、どうしてもへたりや機能面の差が出てきます。
また、最近はこうした素材の性能が年々進化していますから、買い替えることで暮らしがガラッと変わります。ソファも同様で、最近のものは体への負担が少なく、立ち座りもしやすい設計になっているものが増えています。
「今の体に合っているか」という視点で、一度見直してみる価値はあるのです。
「もういいかも」と思ったときが、実は買い替えのタイミング

60代以降の家具選びで、お客様が迷われる際にお話しくださることが多いのが、「もうこの歳だし、今さら買い替えなくてもいいかな…」というお気持ちです。
でも実は、もういいかもと思って家具を見にきてくださった瞬間こそ、買い替えのタイミングだったりします。
そこから先延ばしにしてしまうと、「まだ使えるし」「もう少し我慢しよう」と、どんどん後回しになり、結局タイミングを逃してしまうことが多いのです。
特に60代、70代になると家具の買い替えや移動もだんだん大変になってきます。元気なうちに買い替えて、その家具をたくさん使って味わう。そんな楽しみをこれからの暮らしに取り入れるのもとてもすてきな選択肢ではないでしょうか。
家具は、引っ越しや壊れたときでもないと、なかなか買い替えませんから、少しでも「変えたい」「今の暮らしに合うものが欲しい」と思ったら、ぜひその気持ちを大切にしてください。
小さくしすぎて後悔するケースも、実は少なくありません

もうひとつ、60代の家具選びで気をつけたいのが、「妥協しすぎてしまう」こと。
「先は長くないし、そこまで良いものじゃなくていい」
「あっちの方がいいけど、こちらの小さくて安いもので十分」
そう思って選んだ家具が、実際に使い始めると、見た目だけでなく使い勝手や安定感に不満が出てくるケースがあります。
長年、良いものを見て・使ってきた自分に合ったものに対する直感は、思っている以上に確かです。
妥協して選んだものほど、日々の違和感が積み重なり、結果的に後悔につながってしまうことも少なくありません。
これからを楽しむための家具選びを
60代からの家具選びは、 「減らす」「我慢する」ためのものではなく、これからの時間を、より快適に楽しむための選択だと私たちは考えています。
機能が変わらない家具は、良いものを残し、進化している家具は、体に合うものへ見直す。
そのうえで、少しでも「変えたい」と思ったら、その気持ちを大切にする。
この視点があるだけで、後悔のない選択につながります。
マルスリビングプロダクツでは、「買い替えるべきか、残すべきか」から一緒に考えるご相談も承っています。
処分についても、配送時に回収できるケースがありますので、どうぞ気軽にご相談ください。
60代からの家具の買い替えが、これからの暮らしをより心地よくしてくれる一歩になりますように。