こんにちは。暮らしを彩る、上質の選択を家具選びからお手伝いしている、マルスリビングプロダクツです。

家具を見ていると、「正直、何が違うのか分からない」「値段の差って、どこに出るの?」…そんな疑問が頭の中に浮かぶという方も少なくないかもしれません。

たしかに家具は、見た目が似ていても価格が大きく違うことがありますし、最近は原材料や輸送コストの影響で、全体的に価格も上がっています。
今日は、私たちマルスリビングプロダクツのスタッフが実際に家具を見るとき、「最初にどこを見ているのか」 「実はここを見ると質が分かる」。そんな目利きのポイントを、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。

家具を見るとき、プロが最初にチェックしているところ


まず大前提として、私たちが大切にしているのは「価格に対して、どんな作りか」という視点です。
際限なくお金をかければ、もちろん素晴らしい家具は作れます。
でもそれが良い家具かどうかは別の話。

マルスリビングプロダクツでは店頭に置く家具を吟味する際に、価格と価値のバランスをとても重視しています。

たとえば、チェアの価格が3万円、6万円、9万円、12万円…と、3万円ずつ上がっていったとき。

「その3万円分の違いが、ちゃんと作りに表れているか?」

という部分を冷静に見ています。
途中までは、価格が上がるごとに作りもどんどん良くなっていきます。
でも、ある価格帯を超えると、正直なところ見た目や構造の差が分かりにくくなるゾーンも出てきます。

だからこそ、「高い=良い」ではなく、
この価格で、この作りなら納得できるかを一つひとつ確認します。

「実はここを見ると分かる」質の差が出やすいポイント


<構造や接合部分>

もう少し具体的にお話しすると、テーブルやチェアであればまず脚の構造や接合部分を見ます。
脚がどのように本体とつながっているのか、無理な力がかからない設計になっているかなどは、耐久性に直結する部分なので、とても重要です。

<塗装>

また、木部の塗装についても、表面のきれいさだけでなく、ムラや厚み、触ったときの違和感を見ています。
一見きれいでも、使っていくうちに傷みやすい塗装もあるからです。

<座り心地>

また、椅子の場合は座り心地の作り込みを特によく見ています。
たとえば座った時に背もたれに身体がどうフィットするか(=背あたり)も大切なチェックポイントの一つです。

背板の形状が体に沿っているか、角が当たらないか。
また、座ったときに座面にお尻がフィットするよう、座面がただ平らなのか、きちんと丸みが取られているのかなどもその家具に一手間、ふた手間かかっているかを見分ける大切な視点です。座面の仕上げ方で、座ったときの感覚は大きく変わります。

ほかにもウレタンの貼り方ひとつでも違いが出ます。
見た目は同じようでも、座った瞬間に「硬い」「沈みすぎる」「太ももが当たる」と感じる椅子もあるのが事実。
こうした座面の仕上げ方や座りやすさは、長く座ったときの疲れやすさにも直結します。

<耐久性>

耐久性のある作りかどうかも重要です。
椅子は毎日体重を預けるものなので、数年でぐらついてしまうようでは困ります。
5万円や10万円する椅子でも、作りによっては不安を感じることがある、というのが正直なところです。

逆に言えば、きちんと考えられて作られた椅子は、驚くほど長く使えます。

加えて、メーカー製の家具には、耐久検査が行われていたり、万が一の際に修理や部品交換ができるなど、いわば保険のような安心感があります。
これは見た目では分かりにくい部分ですが、長く使う家具だからこそ、とても大切な要素です。
安く買えたとしても、壊れたら修理ができない、もしくは買い替えしか選択肢がない、となると、結果的にコストがかかってしまうこともあります。

ーー大切な家族の思い出とともに育つ上質な家具。
だからこそ、長く使うことを考えてお届けすることが私たちにとって大切なこと。
「なぜこの価格なのか」をきちんと説明できる家具は、多くの場合、長く付き合える一台になります。
店頭では、こうした視点をもとに、「この家具は、ここが良いところですよ」「この価格差は、ここに出ています」といったお話も交えながらご案内しています。

もし家具選びで迷ったときは、ぜひ目利き役としてマルスリビングプロダクツのスタッフを頼ってください。
見た目だけでは分からない部分も含めて、みなさまの暮らしに合った、納得できる家具選びをお手伝いします。