ダイニングセットを選ぶときに「椅子にするか、ベンチにするか」で悩む方は多いもの。特にお子様がいるご家庭や来客が多いお家では、ベンチタイプのダイニングが人気です。今回はベンチダイニングのメリットとデメリット、取り入れ方のコツをご紹介します。
ダイニングチェアに「ベンチ」という選択肢
ダイニングセットを選ぶときに、迷うのが「一人掛けの椅子にするか、ベンチにするか」かもしれません。
マルスリビングプロダクツで家具をお探しになるお客様の中でも、特に小さなお子様がいるご家庭や来客が多いお家では、ベンチタイプのダイニングが人気です。ベンチタイプのダイニングチェアは見た目のすっきり感や空間の広がり、そして柔軟に人数を調整できる使い勝手が魅力だからです。
たとえばベンチの大きなメリットは、座る人数を調整できることにあります。
椅子であれば一人に一脚ですが、ベンチなら子どもなら三人並んで座ることも可能です。家族の人数が増えても対応でき、来客時にも重宝します。
さらに背もたれがないことでお部屋に抜け感が生まれ、圧迫感が少なく広々とした印象を演出してくれるのもベンチならでは。
価格の面でも、椅子を二脚買うよりもベンチ一台のほうが手頃に済む場合があり、コストを抑えながらダイニングを整えたい方にも選ばれています。
ベンチの上手な選び方と注意点
一方で、ベンチには不便な点もあります。
たとえば立ち座りの際。ベンチだと座るために横から滑り込む必要があり、テーブルの形状によっては出入りがしづらい場合があります。
また、子どもが小さいうちは便利に使えても、中高生や大人になると一人ひとりが自分の椅子に座りたがることが多いですから、「やっぱり一人掛けのチェアの方がよかった」というケースもありえます。長い目で見ると、やはりベンチは子育て期を中心に活躍するスタイルと言えるかもしれません。
それでも、取り入れ方の工夫次第でベンチは暮らしにしっかり馴染む素敵なインテリア。
「子どもが小さいうちはベンチ、大きくなったら椅子に移行する」と割り切って選ぶのも一つの方法です。
もし、立ち座りのしやすさなど使い勝手を考えるなら、ベンチとテーブルとの相性を考えて選ぶと良いでしょう。四本脚のテーブルはベンチを差し込みにくいことがあるため、あらかじめレイアウトをシミュレーションしておくと安心です。
ーーマルスリビングプロダクツでは、ご家庭の状況や新居の間取り、暮らしのスタイルを丁寧にお伺いしながら、ベンチと椅子のどちらが合うのかを一緒に考えています。
今の暮らしにも、これからの暮らしにも寄り添ったダイニングの提案をしていますので、気になる方はぜひご相談くださいね!。